以下のソフトウェアはAdobe Illustratorのスクリプトを学習する目的で作成したもので、作者個人の環境だけで動作確認を行っているため対応環境がかなり限定されます。無償で使用できますが無保証です。自己の判断と責任において使用してください。
COLRGlyphTool AICS6
バージョン:1.0.1
COLRGlyphTool AICS6はAdobe Illustrator CS6で作成したカラーグリフをGlyphs 2.6.4 (1286)以降で利用するために作成したスクリプトファイルです。スクリプトを使ってGlyphsに読み込んだカラーグリフはMicrosoft Color Font(COLR/CPAL)形式に出力して対応のWebブラウザ等で利用できます。
【必要なソフトウェア】
Adobe Illustrator CS6
Glyphs 2.6.4 (1286)以降
※Adobe Illustrator CS6はmacOS版のバージョン16.0.4のみで確認しています。その他のバージョン、Creative Cloud版、Windows版では未確認です。
※Glyphsはバージョン2.6.4 (1286)以降を対象にしています。これより古い正式リリースバージョンは関連する一部の機能に問題が見られたためスクリプトを利用できないように制限しています。
※Glyphs Mini / Glyphs Mini 2には対応していません。
※処理できるアンカーポイントの数に上限を設けているため複雑なパスやグリフ数が多いと処理できない場合があります。
※1つのカラーグリフに対するカラーレイヤーの数に上限を設けているためた多くの色を使用したカラーグリフは処理できない場合があります。
※一度に処理できるカラーレイヤーの総数に上限を設けているため複数回に分けて処理しなければならい場合があります。
※複数のカラーパレットを持つフォントには対応していません。
以下のURLにアクセスして「COLRGlyphTool_AICS6_v1_0_1.zip」をダウンロード&解凍のうえ付属のドキュメントをお読みください。
ダウンロードURL:(ファイルサイズ:1.9 MB)
バージョン:1.0.2
FreeGBoxToUfo AICS6はAdobe Illustrator CS6 上で複数の文字を作成しufoファイルに書き出すためのスクリプトです。ユーザーが1文字ずつ仮想ボディとアウトラインパスを作成していくタイプです。「ExportGlyph AICS6」と違いUPMが1000emでない値でも書き出せる他、ストローク形式のパスも出力できます。書き出せるファイル形式はufoのみです。
【出力ファイル形式】
【出力ファイル形式】
Adobe Illustrator CS6で作成したアウトラインパスを以下の形式に書き出すことができます。
ufo形式(Unified Font Object : version 1)
この形式はGlyphs 2.3以降などで読み込むことができます。
【必要なソフトウェア】
- Adobe Illustrator CS6(Mac版のみで確認しています)
- ufoファイルが読み込めるフォント作成ソフトウェア(Glyphs 2.3 / 2.4.4 / 2.5.1 / 2.6.4で確認しています。いずれもMac版)
※Glyphs Mini / Glyphs Mini 2はufoファイルに対応していないため利用できません。
※Glyphsの場合ufoファイル経由でプロポーショナルな文字高を扱うにはバージョン2.5以降が必要です。
※処理できるポイントの数に上限を設けているため複雑なパスや文字数が多いと処理できない場合があります。
※書き出したファイルは上記フォント作成ソフトで読み込むことを目的にしているため、書き出したフォントをそのままOSや一般的なアプリケーションで利用することはできません。必ずフォント作成ソフトで読み込んで必要な調整を行った後で使用してください。
以下のURLにアクセスして「FreeGBoxToUfo_AICS6_v1_0_2.zip」をダウンロード&解凍のうえ付属のドキュメントをお読みください。
ダウンロードURL:(ファイルサイズ:729 KB)
URLを選択するとダウンロードページが現れます。ページの右上にあるダウンロードアイコンを選択するとダウンロードが始まります。
※ダウンロードページにアクセスしたときに「エラー。プレビューに問題が発生しました」と現れる場合は、無視して「ダウンロード」ボタンを押してください。
※ダウンロードしたzipファイルの解凍はOS XまたはmacOS環境で行ってください。Windows環境ではファイル名が文字化けするなど正しく解凍できない場合があります。
【FreeGBoxToUfo AICS6用のサンプルファイル】
FreeGBoxToUfo AICS6用のサンプルファイルです。どれも一部のグリフだけですが、プロポーショナルローマン、漢字、罫線、それぞれのグリフを描いたIllustratorファイル、それをもとに作成したGlyphsファイルが含まれます。
以下のURLにアクセスして「FreeGBoxToUfoSample_v1_1.zip」をダウンロード&解凍のうえ付属のドキュメントをお読みください。
サンプルファイルのダウンロードURL:(ファイルサイズ:5.1 MB)
バージョン:1.0.5
ExportGlyph AICS6はAdobe Illustrator CS6上で複数の文字を作成しpfaファイルまたはufoファイルに書き出すためのIllustrataor CS6用スクリプトです。作成する文字の一覧を決めて割り当て表を作成してからその枠の中にアウトラインパスを作成するタイプです。
【出力ファイル形式】Adobe Illustrator CS6で作成したアウトラインパスを以下の形式に書き出すことができます。
pfa形式(Printer Font ASCII)
この形式はFontLab Fontographer 5.2.3 Mac、FontLab Studio 5.1.4 Mac / 5.1.5 Mac、FontLab VI、FontLab 7、Glyphs 2.3以降などで読み込むことができます。
この形式はFontLab VI、FontLab 7、Glyphs 2.3以降などで読み込むことができます。
- Adobe Illustrator CS6(Mac版のみで確認しています)
- pfaファイルまたはufoファイルが読み込めるフォント作成ソフトウェア(pfaファイルはFontLab Fontographer 5.2.3, FontLab Studio 5.1.4/ 5.1.5、ufoファイルはGlyphs 2.3 / 2.4.4 / 2.5.1 / 2.6.4で確認しています。いずれもMac版)
※Glyphs Mini / Glyphs Mini 2はpfaファイルとufoファイルに対応していないため利用できません。
※Illustratorのアートワーク上に最大で256文字まで作成することができます。
※処理できるポイントの数に上限を設けているため複雑なパスは処理できない場合があります。
※書き出したファイルは上記フォント作成ソフトで読み込むことを目的にしているため、書き出したフォントをそのままOSや一般的なアプリケーションで利用することはできません。必ずフォント作成ソフトで読み込んで必要な調整を行った後で使用してください。
以下のURLにアクセスして「ExportGlyph_AICS6_v1_0_5.zip」をダウンロード&解凍のうえ付属のドキュメントをお読みください。
ダウンロードURL:(ファイルサイズ:1.9 MB)
※ダウンロードページにアクセスしたときに「エラー。プレビューに問題が発生しました」と現れる場合は、無視して「ダウンロード」ボタンを押してください。
※ダウンロードしたzipファイルの解凍はOS XまたはmacOS環境で行ってください。Windows環境ではファイル名が文字化けするなど正しく解凍できない場合があります。
2021年05月25日:COLRGlyphTool AICS6 v1.0.1・・Glyphs 3においてカラーレーヤーに色情報が適用されない問題を修正しました。
2020年04月19日:COLRGlyphTool AICS6 v1.0.0を公開。
2020年03月19日:FreeGBoxToUfo AICS6 v1.0.2・・ufoファイルのキャップハイトとエックスハイトをGlyphsの初期値と同じ値に変更。ドキュメントの対象フォント作成ソフトウェアに関する表記を修正。
2020年03月19日:ExportGlyph AICS6 v1.0.5・・「ExportUfo.jsx」のグリフボックスの情報収集処理における表面化していなかった不具合を修正。ドキュメントの対象フォント作成ソフトウェアに関する表記を修正。
2018年08月10日:FreeGBoxToUfoSample v1.1・・一部ドキュメントのファイル名表記に関する誤りを修正。
2018年08月09日:FreeGBoxToUfo AICS6用のサンプルファイルを追加しました。
2018年08月04日:FreeGBoxToUfo AICS6 v1.0.1・・Glyphs 2.5以降で「グリフ情報を更新」が成功しない問題に対する修正。一部のグリフに対するグリフ名に関する処理を変更。
2018年07月05日:FreeGBoxToUfo AICS6 v1.0.0を追加。
2018年07月05日:ExportGlyph AICS6 v1.0.4・・付属の「ExportUfo.jsx」で書き出したufoファイルをGlyphsに読み込んだ後で特定の操作を行うとパスが崩れてしまう問題に対する修正(詳細は付属の「更新内容.txt」を参照のこと)。
2018年07月05日:ページタブのタイトルを「ExportGlyph AICS6」から「Scripts」に変更、ブログの画像や説明を現状に合わせて変更。
2016年12月18日:ExportGlyph AICS6 v1.0.3・・ufo対応にともない本ソフトウェアの名前を「PFA書き出しAICS6」から「ExportGlyph AICS6」に変更。
2016年12月03日:PFA書き出しAICS6 v1.0.2・・パスの処理に関する不具合を修正。
2016年11月30日:PFA書き出しAICS6 v1.0.1・・パス終点部分の曲線が崩れる問題を修正。
2016年11月27日:PFA書き出しAICS6 v1.0・・不具合について注意書きを追記。
2016年02月19日:PFA書き出しAICS6 v1.0を公開。
はじめまして。
返信削除フォントを作ってみようと思い立って3年。イラレで形ばかり作っていましたが、それも大方めどが立ってFONTにしようとGlyphsにいくばくかの文字を置いてみたものの、無知なためてんでうまくいかずあきらめようと思っていましたが、このHPでトラブルのあれこれが(理解などと高等なことはできませんが)なんとなく有ることを知り、そうしたことをアドバイスと受け取ってまたやる気をなんとか自分の中にもたげさせようとする気になりました。なにを書いてるかちょっとよくわからないかも知れませんが、感謝の意を伝えかったのです。本当にありがとうございます。
tumuzi tumu 様
削除コメントありがとうございます。
Glyphsには「Glyphs 2」と「Glyphs Mini 2」があります。「Glyphs Mini 2」は機能が制限された低価格版なので日本語フォントの作成には適しません。「Glyphs 2」なら日本語フォントを作成できます。
私のブログでは「Glyphs 2」を使って個人的に気になったところを掲載しています。いくつか「Glyphs 2」の不具合なども掲載していますが、実用上はほとんど影響がなかったり、最新版の「Glyphs 2」では解決している問題もあり、不都合なく使用している人も多いのではないかと思います。実際に「Glyphs 2」で作成した日本語フォントを無償で配布したり、販売している人もいます。
「Glyphs 2」に関しては日本語のハンドブック(https://glyphsapp.com/get-started)もありますし、キーワード「Glyphs 日本語フォント」でネット検索すると他の人が使い方を掲載しているので参考にされると良いと思います。
Illustratorで作成した文字はアウトラインパスをコピー&ペーストすることでGlyphsに貼り付けることができます。Illustrator上で作成したパスのサイズが小さいとGlyphsに貼り付けた時にそのまま小さいサイズで貼り付けられるので、あらかじめIllustrator側でサイズを合わせる、またはGlyphsに貼り付けた後でサイズを調整するなど、一手間かける必要があります。日本語のハンドブック「15.1.1 Adobe Illustrator」のページに説明があります。なお、ExportGlyph AICS6を使った場合でもやはりサイズや位置調整の手間は発生するでしょう。
用途に合っているかどうかわかりませんが、Glyphsを使わない別の方法としてタイププロジェクトさんが販売している「Drop&Type」というソフトを使ってIllustratorで作成した文字をフォントに変換するという方法もあります。動作環境、使い方、変換したフォントに対する利用条件など詳しくは「Drop&Type」のホームページを確認してください。参考:http://typeproject.com/apps/dropandtype
ブログを読んでいただきありがとうございました。
返信ありがとうございます。
返信削除ブログはプリントして繰り返し読んでいます。ホントに助かります。
またやる気が出てきました。参考リンクの紹介も助かります。
見てみます。ありがとうございました。