ConvAJGUSB

 バージョン:1.2

ConvAJGSUBはAdobe社がGitHub上で公開しているAdobe-Japan1文字コレクション用のGSUBフィーチャーファイル(字体切り替え用の定義ファイル)をGlyphs用に変換するアプリケーションです。

Adobe社がGitHub上で公開しているフィーチャーファイルは各グリフをCIDと呼ばれる数字で表しています。ConvAJGSUBはCIDをGlyphs用のグリフ名に変換します。

ConvAJGSUBで変換した結果はAdobe-Japan1文字コレクション対応のフォントを作成する際にGlyphsドキュメントのフィーチャー設定画面にペーストして利用できます。また、変換した結果をもとにGlyphs 2.5以降で利用できるカスタムフィルタファイルを作成できます。

ConvAJGSUB v1.2は使用許諾の内容に同意することを条件に無償で使用できます。

動作環境:
macOS 10.12.6以降(Intel Mac & Appleシリコン Mac)。
Glyphs 2.3 (895)以降。2023年7月の時点で正式リリース版のGlyphs 3.1.2 (3151)まで。
  • Glyphs 2.3 (895)以降が必要です。
  • Glyphs 2.3 (895)より古いバージョンは作者が動作を確認できないため非対応です。
  • Glyphs Miniはユーザー自身がフィーチャーを設定できないため非対応です。
  • ConvAJGSUBがサポートするフィーチャーファイルはAdobe社がGitHub上で公開しているAdobe-Japan1文字コレクション用のGSUBフィーチャーファイルに限られます。サポートしているフィーチャー構文が限られるため、その他のファイルは変換できません。(2023年7月の時点で公開中のフィーチャーファイルで確認)
  • 作者のコンピュータ環境だけで動作確認を行っているため対応環境はかなり限定されます。使用者の環境で完全に動作することを約束するものではありません。

Glyphs 3で利用する際の制限
Adobe-Japan1-4以降のテンプレートに含まれるaaltフィーチャーは件数が多いため拡張ルックアップ形式(useExtension)が指定されています。この指定によりGlyphs 2は件数の多いaaltフィーチャーを利用できますが、Glyphs 3はこの指定を行ってもオーバーフローエラーが発生するため同じ内容のaaltフィーチャーを利用できません(2023年2月:Glyphs 3.0.2〜3.1.2で確認)。テンプレートに含まれるフィーチャーのうち、拡張ルックアップ形式の指定が必要ないaaltフィーチャーやその他のフィーチャーはGlyphs 3でもGlyphs 2と同様に利用できます。


ダウンロード:
ConvAJGSUBのダウンロードは本ページの下にある「ダウンロードURL」にアクセスしてください。



【変換結果】

【変換結果を参考グリフで表示】

【Glyphs2.5以降でカスタムフィルタを利用する】

以下のURLにアクセスして「ConvAJGSUB_v1_2.zip」をダウンロード&解凍のうえ付属のドキュメントをお読みください。

ダウンロードURL:(ファイルサイズ:6MB)

URLを選択するとダウンロードページが現れます。ページの右上にあるダウンロードアイコンを選択するとダウンロードが始まります。

※ダウンロードページにアクセスしたときに「エラー。プレビューに問題が発生しました」と現れる場合は、無視して「ダウンロード」ボタンを押してください。

※Google Chrome を使用してダウンロードしたときに「一般的にダウンロードされているファイルではなく、危害を及ぼす可能性があります。」と表示される場合がありますが「継続」を選択することでダウンロードできます。

※ダウンロードしたzipファイルの解凍はmacOS環境で行ってください。Windows環境ではファイル名が文字化けするなど正しく解凍できない場合があります。

【更新履歴】
  • 2023.07.28:v1.2を公開 - 起動時に「TemplateFiles」フォルダと「OrderFiles」フォルダが見つからない問題への対応として、各フォルダの場所を環境設定で指定するように仕様を変更。
  • 2023.02.25:起動時に「TemplateFiles」フォルダが見つからない場合の解決方法を追記。<=2023.07.28:v1.2公開時に本ページから説明を削除。
  • 2023.02.23:v1.1を公開 - Apple シリコンに対応。画面上の「オーダーファイル」項目を「グリフ名オーダー」という名称に変更し、「アプリケーション」フォルダにあるGlyphsアプリも選択できるように変更。新しいmacOS向けに画面のレイアウト等を修正。関連ドキュメントを修正。
  • 2021.10.26:v1.0を公開

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